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漫談とはどんな芸なのか

漫談の歴史とは

漫談は、大正時代に始まった話芸の一種です。
当時、映画はサイレント(無声映画)からトーキーに切り替わり始め、それまで無声映画を収入源としていた「活動弁士」たちの収入源が減っていました。
弁士たちはその話芸を活かす場として、寄席などに出演するようになります。
これが漫談の始まりです。
(ちなみに吉本が「漫才」と名付けたのは、この「漫談」という言葉から着想を得たものと言われています)
落語との違いを出すために、ギターなどの楽器を携え、歌いながら漫談を展開する者なども現れ始め、漫談は漫才やコントとはまた違う、独自の生態圏を築き上げていきました。
昔ながらの漫談を見たい場合は寄席に行くことが一番ですが、現代では「ピン芸人」で話芸を展開する人が「漫談」に該当すると言っても良い位なので、テレビで観られると言えば観る機会はあるわけですね。

漫談の技術や特徴とは

漫談は落語と同じく基本「1人」で喋りますが、落語と違うのは「全ての登場人物を自分自身で演じる」という点です(落語はあくまでお話を語る)。
また、落語は「その物語自体の面白さ(つまり、オチ)」で聴衆を笑わせるのが狙いですが、漫談は「その人物になり切って、ボケとツッコミの演じ分け、演じ方、インパクトで笑わせる」というのがミソです。
また、漫談は漫才やコント以上に「世相」が色濃く反映するというのも、面白い特徴の一つです。
もちろん単なる政治批判に終始するのではなく、落語や他の話芸と同様に、笑わせるのが目的ですが、そのボケツッコミの対象が政治や社会絡みのネタであるのは、劇場を中心に行う漫談だからこそと言えるかもしれません。
ただし「本当に只のボヤキやくだらない話」で終わるパターンもあります。