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コントについての歴史やその特徴を知ろう

コントの歴史

コントとは、寸劇のことです。
フランス語で「短い物語」を意味しているこのコントは、漫談や漫才と比べると、若干歴史が現在寄りではあります。
しかしそれでもその起源は、今からすれば大分昔なのです。
戦後、ストリップ劇場があちこちに興り、そこでは夜な夜なショーが繰り広げられていました。
その幕間に行われた小芝居が、現在のコントの起源だと考えられています。
更にその前は榎本健一、通称「エノケン」が演じた喜劇がコントの始祖とも考えられています。
コントを明確に芸風として世に送り出し、大人気を得たのが昭和の「コント55号」です。
コント55号はとにかく激しくハチャメチャな動きをコントに採り入れ、その大暴れっぷりに全国のお茶の間の人気を得ました。
以降、コントには1~2分で1本のネタをするという「ショートコント」というスタイルが発明され、芸人たちもこのスタイルを次々に採り入れていきます。

コントの特徴

コントの特徴は「状況、つまりシチュエーションを用意して演じる」という点にあります。
漫談や漫才が、基本的にその人たちの話芸そのもので笑わせるということに特徴があるのに対し、コントは「状況が作り出すおかしさ、面白さ」がその特徴といえます。
コメディはあくまで「喜劇」なので、コントは「芸人」がするもの、という考え方があり、それによって喜劇役者と芸人は線引きをしているわけです。
また、コントは「シチュエーションを用意する」というその特性上、小道具を用いる場合が多いです。
その小道具を車やセットの家屋などにまでスケールを広げ、しかも公開生放送という形で予測不可能のコントに仕立て上げたのが「ザ・ドリフターズ」でした。
ダウンタウンは漫才が有名ですが、テレビ番組では様々なコントも披露しており、現代のコントと言えば番組内で展開されるスタイルが主流となりました。